2013年 02月 16日
「プロ意識」 |
昨年末にプロ野球で選手として活躍し、中日ドラゴンズ監督で指揮をとられていた落合博満氏の講演を聞く機会がありました。まず、講演が始まった際に、「会場をもう少し明るくしてください。来場者の表情を見たいので・・。」と言いました。そして、「この1年私は、ほとんど野球を見ていない。講演活動に専念している。来場された方が何の話に興味を持っているかを知りたいので、表情が見える明るさにして欲しい。」と説明をされました。野球に限らずプロ意識が高いことに冒頭から感心させらました。講演の中で、落合氏が述べた話は次の通りです。
①チームの方向性を伝えて理解させることが、目標達成へとつながる。
②岩瀬などのピッチャーを使い過ぎと言われるが、彼らはこれで仕事をしているのである。故障を防ぐのも実 力のうちである。
③秋季キャンプに1~1.5億円の費用をかけている。なのに、オフに体をつくることを怠り、春季キャンプから またやり直しというのでダメである。だから、2月1日のキャンプスタート時に紅白戦をすることは明確に選 手に伝えている。
④とにかく練習・・。休んではダメ。人と同じことをしていたのでは勝てない。人が休んでいる時にこそ練習をす る。常勝チームをつくることは練習をさせることである。
⑤プロ野球選手は契約書の世界である。だからオリンピック、WBCなどの契約に反映されていない試合につ いては、選手に出場を強制しなかった。
⑥成功しても失敗してもその原因を考える。なぜ・・ということが大切である。
⑦球場に見にきてくれるお客様が大切なのである。そのために一番大切なことが「勝つ」ことである。
⑧監督の仕事はチームを勝たせることである。優勝させることである。そのために、コーチを仕上げていくこと である。コーチの仕事は、選手を育成することである。
以上が、主な内容です。私が落合氏に興味をいただくのは、選手としても監督してもすばらしい実績を残しているからです。監督在任8年間で、3位が1度あるだけで他にはすべて1~2位なのです。要するにすべてAクラス入りで、8年間のうち7年は優勝争いをしているということです。私も当社の代表に就任して8年目にあたり、落合氏の言葉のひとつひとつが心に染み入るものでした。才能ある一流のプロ達が休まずに練習していることを思えば、まだまだ自らの甘さを恥じるばかりです。
また、会社の使命は、お客様に満足を提供することであり、そのために社長は幹部(リーダー)を仕上げていくこが必要なのだと感じています。その結果として、「業績の向上=会社を勝たせる」ということにつながっていくのだと思います。
①チームの方向性を伝えて理解させることが、目標達成へとつながる。
②岩瀬などのピッチャーを使い過ぎと言われるが、彼らはこれで仕事をしているのである。故障を防ぐのも実 力のうちである。
③秋季キャンプに1~1.5億円の費用をかけている。なのに、オフに体をつくることを怠り、春季キャンプから またやり直しというのでダメである。だから、2月1日のキャンプスタート時に紅白戦をすることは明確に選 手に伝えている。
④とにかく練習・・。休んではダメ。人と同じことをしていたのでは勝てない。人が休んでいる時にこそ練習をす る。常勝チームをつくることは練習をさせることである。
⑤プロ野球選手は契約書の世界である。だからオリンピック、WBCなどの契約に反映されていない試合につ いては、選手に出場を強制しなかった。
⑥成功しても失敗してもその原因を考える。なぜ・・ということが大切である。
⑦球場に見にきてくれるお客様が大切なのである。そのために一番大切なことが「勝つ」ことである。
⑧監督の仕事はチームを勝たせることである。優勝させることである。そのために、コーチを仕上げていくこと である。コーチの仕事は、選手を育成することである。
以上が、主な内容です。私が落合氏に興味をいただくのは、選手としても監督してもすばらしい実績を残しているからです。監督在任8年間で、3位が1度あるだけで他にはすべて1~2位なのです。要するにすべてAクラス入りで、8年間のうち7年は優勝争いをしているということです。私も当社の代表に就任して8年目にあたり、落合氏の言葉のひとつひとつが心に染み入るものでした。才能ある一流のプロ達が休まずに練習していることを思えば、まだまだ自らの甘さを恥じるばかりです。
また、会社の使命は、お客様に満足を提供することであり、そのために社長は幹部(リーダー)を仕上げていくこが必要なのだと感じています。その結果として、「業績の向上=会社を勝たせる」ということにつながっていくのだと思います。
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by school-yell
| 2013-02-16 13:28